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sghr : 職人は皆、デザイナーである

sghr / スガハラ

〒283-0112 千葉県山武郡九十九里町藤下797

Sghrの4,000種類に及ぶガラス製品。そのすべてのデザインは工房で働く職人たちが手がけています。ガラスを熔かし、吹き、冷やし、磨く。日々の繰り返しを通して研鑽を積み、使うたびにうれしくなる製品を続けます。Sghrの職人に会うと、ものづくりの原点に立ち返らされます。

www.sugahara.com/

炎を絶やさぬ炉の前で / NEVER EXTINGUISHED FURNACE

温暖で豊かな自然に恵まれた千葉県九十九里。この地に工房を構えるSghrは、商品の開発から製造販売までを一貫して行うガラスメーカーです。10年以上に渡って火を絶やさず1,400度で燃え続ける炉の前で、日夜、数十名の職人が製品を生み出しています。数人ずつで班を組み、互いの間合いを見ながら、あうんの呼吸で動く様子は圧巻です。双円のグラスや片口は、中央のくびれを表現するために型吹きという工法を採用しています。吹き竿に付けた下玉と呼ばれる溶けたガラスを型に差し込んだ状態で竿に息を吹き込み、ひと息に成形していきます。型があるとはいえ杓子定規にはいきません。息の吹き込み方、下玉の状態、気温や湿度によって仕上がりに揺らぎが生じるため、熟練した職人技が求められます。

手仕事が誘う深い輝き /HAND-FINISHED QUALITY

「重さもデザインの一部。手にした時に重さに違和感があると、そこに感覚が引っ張られてしまいます。想像どおりの重さであることは良いグラスの条件です」。試作の際、一人の職人からこう言われた時、彼らと共にものづくりができる喜びを改めて感じました。Sghrは新作発表会を行っているが、そこには必ず来訪者と談笑する職人の姿があります。また、職人たちのSNSを覗くと、自身がデザインした製品を日常使いする投稿があります。使い手の声に耳を傾け、自らも使い勝手を探求するのは当然のことかもしれません。しかし、生み出す製品の数が増えるほど、作って終わりにしない努力は当たり前ではないはずです。日々細やかな気づきを積み重ねるからこそ、実用的で美しいガラスが生まれます。ものづくりのブランドとして彼らと肩を並べ続ける努力は怠らずにいたいと感じました。

重さもデザインの一部 / SUBSTANTIAL DESIGN

「重さもデザインの一部。手にした時に重さに違和感があると、そこに感覚が引っ張られてしまいます。想像どおりの重さであることは良いグラスの条件です」。試作の際、一人の職人からこう言われた時、彼らと共にものづくりができる喜びを改めて感じました。Sghrは新作発表会を行っているが、そこには必ず来訪者と談笑する職人の姿があります。また、職人たちのSNSを覗くと、自身がデザインした製品を日常使いする投稿があります。使い手の声に耳を傾け、自らも使い勝手を探求するのは当然のことかもしれません。しかし、生み出す製品の数が増えるほど、作って終わりにしない努力は当たり前ではないはずです。日々細やかな気づきを積み重ねるからこそ、実用的で美しいガラスが生まれます。ものづくりのブランドとして彼らと肩を並べ続ける努力は怠らずにいたいと感じました。

縁をつくるギフト

贈り物選びは双円