コンテンツへスキップ

demold : ひとりの力が、山をも動かす

metal app studio Demold

〒252-0206 神奈川県相模原市中央区淵野辺2 - 1 - 9

metal app studio Demold(ディモールド)は、家庭用レンジフードの製造・販売で国内トップシェアを誇る富士工業グループ(FUJIOH)が立ち上げた新規事業開発チームです。佐藤栄作という社内屈指の職人が長をつとめるチームの原動力は、彼の情熱とそれを表現することばの力にあります。

www.fujioh.com/demold/

金属の可能性を開拓する / PIONEERING THE POSSIBILITY OF METALS

佐藤栄作氏をはじめとするオーダーメイドの金属加工を手がけるスペシャリスト集団、Demold。少数精鋭のチームで、レンジフードの製造で培った技術をまったく異なるジャンルで活かし、金属の持つ可能性を日々探求しています。たとえば、パリに本店を構えるチョコレートショップ「ジャン-シャルル ロシュー」やJR熊本駅肥後よかもん市場の壁面。世界的にその名を轟かせるライゾマティクスらと共に手掛けた共感覚体験装置である椅子の筐体制作。レンジフードとは異業種、異ジャンルであるばかりか、これまでに金属で作ったことのないプロダクトばかりです。それゆえオーダーメイドで開発を行う必要があり、彼らの技術力だけでなく、発想力や対応力も試されます。

技術をことばに変換する / TRANSLATION OF TECHNIQUE

ただ、オーダーに合わせて新しい技術を開発するわけではないと栄作氏は言います。「一つ一つの技術は細胞のようなもの。既存の技術の組み合わせ方、用いる順番、強弱の付け方次第で、目にもなれば口にもなるんです。今までにないモノを作るには、特殊な技術は必要なく、持っている技術をいかに柔軟に使いこなすかが大切です」。栄作氏と話しているとこうした力強い言葉が次々と溢れてきます。技術にも長け、発想も豊かだが、その両方をきちんとことばで表現して周りに伝えられるのが、彼が唯一無二の技術者たらしめています。企業内のいち職人という立場にとどまらず、さまざまな人と出会い、ものづくりの可能性を広げることに心を砕く。自身の名を冠した工房を持つのもうなずけます。

良い職人である必要条件 / THE ESSENTIALS OF BEING AN ARTISAN

「個人が知っている範囲なんて狭いですから。インプットする機会を作らなければ良い職人にはなれないと思います」。そのことばどおり、ワインクーラーの開発においても、栄作工房の皆さんとは何度も会話し打ち合わせを重ねました。その結果レンジフード製造と同じ技術を採用した部分も少なくなかったです。塗装にはレンジフードのカラーリングを応用しました。カラー塗装を施した後、ワインクーラーにはさらにクリア塗装を行うことで独特の艶感、研磨を行いマットな質感をプラスしました。ワインクーラーは双円ブランドにとって食器という枠から一歩踏み出す製品です。彼のことばの力とそれを裏付ける技術力は、双円に新たな強みと可能性をプラスしてくれます。

縁をつくるギフト

贈り物選びは双円